あの日の少年

すこぶる嫌な気圧だった日々も過ぎ、肌を刺すひんやりとした風の訪れもすっ飛ばして冬が来た。

 

「令和くん、気温調整の仕事ミスってるよ!」なんてよく聞く言葉である

 

そんな令和くんを生まれたばかりの三歳児とみるか新卒三年目とみるかはそれぞれだけど、いずれもこの寒さに自分は参ってしまうのだ

 

 

コロナもかなり落ち着いてきて、油断ならないことは重々承知だけど空っぽだった数年がこれで終わってくれるのでは。と淡い期待もあったりする

実際不都合があると「コロナが。」と言い訳できるこの現状に焦りを感じていたのだ

かくいう今年もあと一か月で終わってしまうけども、かなり窮屈で惰性的な一年であったと思う。

思うだけならタダなのだが、それでもすごく心にぬぐえない何かがあるのだ

来年こそは。っていうのももちろんタダである。

 

 

 

 

仕事も最近はふらつきながらだが何とか地に足付けて踏ん張っている

自分が責任者というプライドや、気づけばはるか昔の出来事になってしまっている「何か」の変化をもとめているのも踏ん張り続けていられる理由の一つなのかもしれない。

 

実際には何もなく時間が過ぎ、精神力が削られていることは否定できないが

 

 

 

 

何か変えたいな。と思いつつその「何か」というあいまいで形の見えないものにすがってる現状なので(文字通り惰性的)、小さなことから変えていけるといいなぁ。と神様にでも頼んでみる

 

 

 

また次回に。