すこぶる嫌な気圧だった日々も過ぎ、肌を刺すひんやりとした風の訪れもすっ飛ばして冬が来た。 「令和くん、気温調整の仕事ミスってるよ！」なんてよく聞く言葉である そんな令和くんを生まれたばかりの三歳児とみるか新卒三年目とみるかはそれぞれだけど、…

残暑を微塵も感じさせない、秋風にしては調整を失敗してるんじゃないかと突っ込みたくなるほど低気温が続くこの頃。 皆様お元気にしてらっしゃったでしょうか 寒いのが苦手な自分も冬(というか肌を刺す冷たい風)になるたびに「この空気感すきだなぁ」と体を…

僕は自分のことがよくわからない。 厳密に言えば、自分のことを知りすぎてるが故にまっとうな評価を付けることができない。 前提として人の評価というものは一概に言えるものではないと理解している 「この人は怖い人。」で評価できるのは第一印象だけ。 そ…

いま、人生で一番地の底にいるんじゃないかと思う。 と、言うのもいくつか理由があって、ただ「つらい...むりぃ...」とか、「病んでる...死にたい」とかじゃない。 結論から言うと「何も思わない。」 辛いこと続き始めたころはなかなか心に来た。 けど今では…

冬が終わり、あっという間に春が訪れてしまった。 耳を劈く蝉の声も、心が締め付けられるような秋の風も、肌を刺す冬の空気も、あまり思い出せない。 このまま進んでしまっても良いんだろうか。

息を止めた。 ふと電車の中で、息を止めてみた。 駅を出発した時点から、次の駅に到着し扉が開く瞬間まで。 外を眺めてみた。けども、景色はいつもと変わりはしなかった。 最後の十数秒は少しだけ苦しかった。 それでも扉が開くまで、息を止め続けた。 呼吸…