やさしさ

僕は自分のことがよくわからない。

 

厳密に言えば、自分のことを知りすぎてるが故にまっとうな評価を付けることができない。

 

前提として人の評価というものは一概に言えるものではないと理解している

「この人は怖い人。」で評価できるのは第一印象だけ。

それは次第に「この人は怖いけど、かわいい部分もある。」になり

最後には「最初は怖かったけど、今は思いやりのある良い人。」に変わる。

 

つまり、人の評価って‘‘その人について知れば知るほど‘‘わからなくなるんじゃないか

 

 

ぼくは誰かに「変わったね」っていうのがあまり好きじゃない

もちろん言われるのも好きじゃないけど、言われるときは仕方ない場合もある。

 

例えば、ぼくは友人のXさんと5年ぶりに再会したとしよう。

ここでXが最後に見た時よりも性格や外見がずっと違った姿になっていたとしても、「変わったね」とは言わないのである。

 

理由は単純で、Xが変わったのではない。ぼくがXのことを知らなかっただけなのである。

 

 

なので恋愛ドラマによくある「あなた...昔と変わっちゃったね...」みたいなセリフはとんだお門違いだといえる。

「俺はかわってない、君が知らなかっただけだ。」という返しをしてくれるドラマがあってもいいと思うのだが、今までに見かけたことはない。

 

 

話をXに戻す。

Xは5年前、ずいぶん陰気な奴だったとしよう

友人はおらず休日に外へ遊びに行ったりするような奴でもない、服だって中の下くらい

そんなXは今、ファッションセンスは抜群で、身なりも整え、休みさえあればアウトドアに出かけているという。

 

前述したとおり、ぼくは変わったなんて思わない。

だからと言って、じゃあXは僕らに見えないところでこんな趣味を5年前から隠していたのか?いいやそれも違う。

たとえその趣味に目覚めたのが一年前でも、半年前であったとしても彼は変わっていない。

 

 

気づいたのだ。

 

 

Xは、自分の知らなかったXに気づいた。それだけなんだ

もちろんXが気づかないなら周りの人間がそれに気づける可能性は限りなく低いので、Xはオシャレをして、外で遊ぶことの楽しさに気づいたとき、Xの周りも初めてXの「知らなかった部分に気づく」のだ。

 

 

もちろん持論だ、絶対論ではないので同調を得てくれる人間が頷いてくれたらそれでいい。

 

 

 

 

 

思ったより疲れた、今日は2部構成で書こうとしたのだが折れてしまいそうだ

明日も早い、けどもう少し頑張ってみることとする。

 

 

 

 

 

 

少し頑張って書いてみたけど、まとまらなかったから消してしまいました。

おとなしく寝ることにしますが、せっかくなので書いていた話の要点だけ残しておこうと思います。

 

 

 

 

 

‘‘ぼくは小心者、やさしくはない。‘‘